国税庁のデータによると、2009年の死亡者数は114万2000人で、その うち相続税の対象となる被相続⼈は4万6000人だったそうです。従って、納税の対象となる相続は約4%程度になるようです。
フィデリティ退職・投資教育研究所の調査では、1人当たりの平均相続額は3172万7000円でしたが、中央値が862万5000円であることから、高額の相続性に引っ張られたものと考えられます。
相続内容は、「現金、現貯金(死亡保険金を含む)」が77.3%、「自宅用不動産、別荘、農地などの不動産」が40.4%、「有価証券などの金融商品」が18.4%となっています。個人資産に占める不動産の割合を考えると、不動産の割合が高いと思ったのですが意外でした。
近い将来予想される相続税に改正により、納税対象者の割合も増えていくことになります。それに伴い、相続税へ関心も高まっていくものと考えられます。
愛知県・名古屋市の相続税節税・還付請求なら不動産鑑定士「松岡不動産鑑定士事務所」へ
Responses to “気になる相続税の中身”